コーヒーで歯が黄ばむ!?着色の原因とは?

コーヒーが好きな人の中には、コーヒーが黄ばみの原因なのでは?と考える人もいるようで、歯の黄ばみで悩まられている人は多くいます 。

こちらのブログでは、コーヒーと歯の黄ばみにはどんな関連があるのか、そしてなぜ歯が黄ばむのかを解説します。

対策方法もご紹介しますので、歯の黄ばみでお悩みの方はぜひご覧ください。

歯が黄ばむ原因は?

真っ白な歯だと笑顔に自信がもてますが、歯に黄ばみがあると歯を出して笑うのを躊躇してしまうこともあるでしょう。このように歯の色で自分や他人に与える印象は大きく左右します。

わかってはいても実際歯の黄ばみはどうして起きるのでしょうか?その原因を知らない人のために解説をさせて頂きます。

■ずばり!黄ばみの元凶は「ステイン」

ステインとは、食べ物や飲み物に含まれているポリフェノールの色素と、歯の表面のペリクルというたんぱく質の膜が結合したときの汚れのことです。

ステインが歯に付着すると、歯の黄ばみの原因となります。

コーヒーは、ステインは付着させやすい?

コーヒーを飲むと、歯が黄ばみやすくなります。

ですが、それはコーヒーの色がそのまま歯に付着している訳ではございません。

着色汚れは、歯を覆っているペクリルという薄い膜が大きく関係しています。

ペクリルとは、歯のエナメル質の保護や、歯の再石灰化を促したりする働きがあります。

一方で、細菌や食べかす、さらには食品の色素などを付着させてしまう側面もあります。

コーヒーの成分は、ペクリルにステインが付着しやすくなるため、黄ばみなどの着色汚れが定着しやすくなります。

着色しやすい飲み物・食べ物

歯の着色汚れの原因となるのは、コーヒー以外にもたくさんございます。

着色しやすい飲み物や食べ物には以下のようなものがあります。

・紅茶、緑茶
・赤ワイン
・緑黄色野菜
・カレー
・チョコレート など

これらの飲食物のほとんどはタンニンやポリフェノールなどが含まれており、歯にステインが付着しやすいものになります。

カレーは色が濃い食べ物なので、歯の黄ばみにつながりやすいです。

■その他の黄ばみの原因

飲食物以外にも歯の黄ばみの原因となるものはたくさんありますので代表的なものをご紹介させて頂きます。

・タバコ

タバコのヤニは歯の黄ばみの原因になります。

また、ヤニによる着色汚れは、一度付着すると落ちにくいのでご注意ください。

・歯並びが悪いや歯の状態が芳しくない方

歯並びが悪いと歯磨きで汚れが落としにくいため、着色汚れがつきやすくなります。

さらに、歯石が溜まったり、歯の表面に細かい傷ができたりすると、それも黄ばむ原因となります。

・ドライマウス

唾液は、歯の表面を洗い流す作用があるため、唾液の分泌が減るなどの理由で口の中が乾いていると、汚れが歯に付着しやすくなます。

歯の黄ばみを落としましょう!

歯の黄ばみは普通に歯磨きをしているだけでは落とすのは非常に難しいものです。では、どのようにして落とせるのか具体的な方法をご紹介します。

■歯医者のホワイトニング

歯の黄ばみを失くし、歯を白くする方法代表は、歯医者でのホワイトニングです。薬剤や専用の機器を使っての施術なので、即効性が高く効果も実感しやすいのがメリットです。

ですが、審美目的の施術なので、健康保険が適用されません。費用は安くても1回10,000円以内で済むものもあれば、70,000円以上かかるコースもあります。料金相場の幅に大きな開きがあることも覚えておきましょう。

■自宅のセルフホワイトニング

市販で売っている歯磨き粉や歯の消しゴムなどを使用して、

セルフホワイトニングの施術をご自身でもできます。

ホワイトニング歯磨き粉や液剤を使ったマウスウォッシュや歯の消しゴム、歯のマニキュアなどいろんなセルフホワイトニングのアイテムがあるので使ってみましょう。

歯の黄ばみを落とすためには、「ヒドロキシアパタイト」「ポリリン酸Na」「メタリン酸Na」などの成分が配合されたものがおすすめです。

研磨剤が入ったものもたくさんありますが、歯の表面に細かな傷をたくさんつけてしまうことがあるため避けた方がいいでしょう。

■サロンでセルフホワイトニングをする

サロンでセルフホワイトニングをすることもできます。

1回のご来店でホワイトニング(LED照射)を3~5回繰り返すことが多いです。

1回当たりの費用は3,000円~5,000円と歯医者でのホワイトニングよりは断然お手頃といえるでしょう。サロンを使ったセルフホワイトニングなので、歯の状態と相談しながらホワイトニングを進めることができるのが特徴です。

また、歯医者でのホワイトニングよりもお時間はかからずに済むことが多いので忙しい方でもお気軽にホワイトニングをすることができます。

LED照射を行うので、早く効果を出したいという方にもおすすめできます。

毎日のケアで歯を黄ばみから守ろう!

歯の黄ばみは、日頃のちょっとした心がけで守ることが可能です。歯の黄ばみが再付着しないようにするためにも、以下のことを実践してみてください。

■力を入れず優しく丁寧に歯磨きをする

食後の歯磨きを習慣化しましょう!歯の黄ばみの元となる汚れなどの付着を防ぐことができます。

歯を磨くときの注意点は、力を入れないことです。

汚れを落とそうとしてゴシゴシと磨くと、歯の表面を傷つけてしまうことがあります。

歯の表面に細かな傷がつくと、そこに汚れが入り込んで着色しやすくなるので注意しましょう。

頑固な汚れにはフロスなどを使うことも有効策です。

■色の濃い飲食物を極力控えましょう。

色の濃い食べ物や飲み物は、歯の着色汚れの原因となりますので、できれば控えるようにした方がいいでしょう。

コーヒーや紅茶・緑茶などを1日に何杯も飲むのが習慣になっている人は、飲む量を控えることをおすすめします。

■食後はうがいをしましょう!

外出先などで食後に歯みがきができないこともあるかもしれません。

そんなときは、食後にうがいをするように心がけましょう。

■食べ物をよく噛んで、唾液の分泌を促しましょう!

唾液の分泌を促すことで着色汚れの予防につながります。

よく噛んで食事をすると唾液が分泌されやすくなります。

辛い食べ物を食べても唾液はたくさん分泌されますが、それ以上にカレーと同じく辛い食べ物の元となるスパイスなどの色が濃いことが多いのでご注意ください。

■定期的に歯のクリーニングを受ける

歯医者で歯のクリーニングを受けて頂くと、いつもの歯磨きで落とせない細かい汚れを落としてもらうことができます。

歯をケアはもちろん色素汚れや歯垢、歯石も取り除いてもらえるので、定期的に歯のクリーニングを受けるのもおすすめです。

まとめ

歯の黄ばみの原因は、食べ物や飲み物の以外にも、タバコなどの嗜好品、そして歯並びが悪かったり、ドライマウスなど口内環境が悪い方が挙げられます。

コーヒーが好きでよく飲む人は、それが原因のひとつとなっているのかもしれません。

定期的に歯の黄ばみ対策としてはホワイトニングが有効です。歯科でのホワイトニングに加え、自宅でのセルフホワイトニング、サロンでのセルフホワイトニングなど選択肢があるので、無理のないものを試してみましょう。

また、歯の黄ばみを防ぐような生活習慣を心がけることも意識してみてください。

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